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レースで磨いたプロ集団の技を次世代へ! #日産ストーリーズ 13

「技術の伝承」は業種を問わず製造業の課題です。 日産ではどのように向き合うか? 今回は日産のモータースポーツ活動や高性能車のカスタマイズを手がける関連会社「ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO/ニスモ)」の現場に焦点を当てます。


(本動画は当初社内広報用途に制作されたもので、一部所属名称や敬称が社内向けの表現になっている場合があります。ご了承ください)

日産のモータースポーツの歴史は80年以上に及び、今日まで脈々と続いていますが、その活動を担っているのがNISMO。日産の宣伝部大森分室と同社追浜工場特殊車両実験課を母体に1984年に設立されて以来、勝利することにこだわり続けてきました。モータースポーツ向け自動車部品の設計・製造・販売、レースへの参画のほか、直営のPRO SHOP「大森ファクトリー」は「GT-R」の特約工場として幅広い車種のサービスとメンテナンスといったカスタマーサポートを行っています。日産車とモータースポーツを愛するお客さまの期待に応えるNISMOのDNAとはどんなものか?7人のNISMOスタッフがそれぞれの仕事への思いを語ります。

NISMO COO 松村基宏

モータースポーツでは、クルマの基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」を極限まで攻めた車両で戦います。日産ブランドのクルマでレースに勝てば、日産の商品・技術・サービスが優れていること、そして日産車を選択したお客さまの目が確かなことを証明できます。つまり、クルマの価値を高めるという、マーケティングにおける重要な役割をNISMOは担っています。

また、NISMOでは、レース車両開発において軽量かつ剛性が高い高効率なユニット、パーツを開発するために、まだ量産車には採用されていない材料や技術を積極的に採用しています。モータースポーツという、通常よりはるかに高い負荷のかかる条件で信頼性の確認を行えば、新技術の量産車両への適用に大きく貢献します。

現在、自動車業界は未曽有の変革期を迎えていますが、各社が知能化と電動化に進んでいくのは間違いありません。ではどこで違いを出すのかといえば、やはり「乗って楽しい」というクルマ本来の魅力。その開発の一部を、モータースポーツを継続しているNISMOが担っていると考えています。モータースポーツでは、クルマの性能を極限まで高める「モノづくり」と、お客さまを感動に導く「コトづくり」、そして自分の役割をしっかりと果たす「ヒトづくり」が一体となることが求められます。そこにNISMOという会社の魅力があると思っています。

NISMOモータースポーツ・マーケティング部 神辺須 健

(レース会場でのNISMOブースの運営・企画、「Club NISMO」の運営、ショールームの管理・運営などを担当)
子供の頃からNISMOファン。「こんなイベントやってほしい」「こんなレースが見たい」「こんな商品なら買うのに」というファンとしての視点をいまだに持っています。お客さまは非常に厳しいところもありますが、それはNISMOを愛しているから。お客さまが求めるクオリティでサービスを提供するのが私の仕事で一番重要なところです。そのことをモチベーションに変えながら、日々、新たなチャレンジをしています。

また、レースの現場では、車両が破損して勝てる可能性がなくなったとしてもピットに戻してギリギリまで修理します。1周でも走ればデータを取ることができますし、何よりもファンがそれを望んでいるのです。最後まで諦めずにマシンに向かうメカニックたちの姿から多くのことを学んでいます。レースの現場とお客さまに近いところで仕事できるのがNISMOの魅力です。

NISMOレース部 島本 陽介

(レーシングカー(SUPER GT GT500クラス)のメンテナンスを担当)
メカニックとしてNISMOが大切にしている基本の一つが確実性です。たとえ作業が速くてもねじの締め忘れがあれば大きなトラブルにつながってしまいます。期限をしっかり守るというのも大切な基本。走行時間までにクルマを仕上げることができなければレースに出られなくなる。期限を守るには仕事の段取りが重要になります。レースで目の前のことに集中するためにも、日頃から効率的なやり方を追求しておく必要があります。

アクシデントが発生したらあせらずに、原因を考えて、次の走行時間に間に合わせるために、最適、可能な修理方法を見極めていきます。NISMOのユニフォームを着ることを誇らしく思うと同時にその責任も感じています。ファンの方には、メカニックの無駄のない動きにも注目してもらいたいと思います。

NISMOパワートレイン開発部次長 稲垣 健夫

(エンジンの開発、トランスミッション、電装品の開発などを担当)
NISMOに入社した頃は「何でもやれ」という時代で、幅広い業務を経験できたことが今の糧となっています。GT500のエンジン開発のまとめ役になってからはチームで一つのエンジンを開発していく醍醐味を味わいました。不具合というのはあってはならないことですが、チーム一丸となって二度と起こさないように取り組むことは成長につながったと思います。

物事をしっかりと見定めて的確に対応するという点では、レース用のエンジンも量産用のエンジンも変わりません。入社してから30年。設計に使われるツールは格段に進歩していますが、使うのはあくまでも人間。最後まで諦めずに1馬力でも出力を上げようとする姿勢が大切です。その結果、レースで勝利すれば仲間とガッツポーズで喜ぶことができる。NISMOは小さいですが、やりがいに満ちた職場です。

NISMOパワートレイン開発部 宗川 恒夫

(GT500のエンジン開発を担う)
GT500では決められたレギュレーションの中、どれだけ出力を上げられるかを突き詰めていきます。時間が限られており、難しいところもありますが、自分たちが努力した結果がレースですぐにわかるというのは、大きなモチベーションになっています。勝利を多くのファンの方と一緒に喜べるのもNISMOの魅力です。

エンジニアリングのプロフェッショナルとして誰にも負けない知識を身につけた稲垣さんから、多くのことを学んできました。しっかりと現状を把握して、なぜそうなったのかを常に考える、そして、細部を曖昧にせずに白黒をはっきりつけるということを常に心掛けています。レースでは、もっと良くしようとギリギリまで努力することが大切。それぞれの担当が最善を尽くすことで、少しでも勝つ要素を積み上げることができるのです。

NISMOサービス部門 藤田 末喜

(日産のレース部門でメカニックとしての腕を磨き、NISMO創業時から参加。大森ファクトリーで「RB26エンジン」をはじめ様々なエンジンの整備を担当)
お客さまが大森ファクトリーに求めているのは、安心して長く乗れるクルマづくりです。「30年以上も乗りつづけたクルマにまだ乗りたい」と修理に来るお客さまがいる以上、その期待に応えるのが私たちの仕事。そのためには一つ一つの部品に愛情を注ぎながら丁寧に整備すること。モータースポーツに興味のないお客さまもいますが、レース用のエンジンもお客さまのエンジンも私たちがやることは同じです。

私たちが整備している現場を見たお客さまから「ここまでやってくれるなら信頼できる」と言ってもらったり、試乗した後に「気持ちよく吹き上がったよ」と笑顔で話しているのを聞くと、やはりうれしくなります。メカニックとして成長するには「どうしてできるようになったのか」ということを自己分析する必要があります。そうして得たことを後輩に伝えていってもらいたいと思います。

NISMOサービス部門 神原俊介

(大森ファクトリーで「RB26エンジン」をはじめ様々なエンジンの整備を担当)
NISMOの先輩たちはとにかく熱いんです。藤田さんからも仕事の範疇を超えた熱量を感じます。入社してから藤田さんに鍛えられていますが、言葉で教えてくれるというよりは、繰り返し作業を見せてくれる。それを自分で何度も反復しながら一つずつ覚えてきました。大森ファクトリーで、お客さまの大切なエンジンをメンテナンス/チューニングする。その責任と誇りを感じながら仕事をしています。入社したとき多くの人から「藤田さんの言うこと聞けば大丈夫だよ」と言われました。いつか私自身もそういうふうに言われる人になれればいいなと思います。

 

 

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