NISSAN GLOBAL BLOG

RSS
TOP > 日産チャンネル23ブログ > ICEなしのアイスはいかが? #日産ストーリーズ 05

ICEなしのアイスはいかが? #日産ストーリーズ 05

欧米では「アイスクリームトラック」といえば日本での「石焼きイモ屋さん」のように、音楽を流しながら街を練り歩く定番の移動売車です。筆者も幼少の頃家族の都合で米国に住んでいた当時、ダイム(10セント玉)を握りしめて楽しげなオルゴールの音を追いかけた遠い思い出が…。

先日、イギリスで電気自動車(EV)を活用したアイスクリームトラックがお目見えしました。

「From Sky to Scoop」(空からスクープ(大匙)まで)と名付けられたこのコンセプトカーは、イギリスのアイスメーカー「Mackie’s of Scotland」と英国日産が共同で開発したもので、電気自動車「e-NV200」をベースに冷凍設備などを搭載し、補助電源としてルーフには太陽光パネル、蓄電用に「日産リーフ」の使用済バッテリーを備えた車両です。

Mackie’s of Scotlandは環境対策に力を入れている会社で、乳牛の牧場も風力や太陽光など再生可能エネルギーを活用して運営しています。従来のアイスクリームトラックはディーゼルエンジンの商用車をベースに、一般の冷凍車同様電源もエンジンの動力を使用していましたが、内燃機関(ICE: Internal Combustion Engine)を全く使用しない、環境に優しい「ICEなしのアイス」がお届けできる運びとなったということです。
欧州内で実際の販売も検討されており、排出ガスも出さないため自然公園などでも活躍が期待されますね。

この他にも電源供給可能な電気自動車e-NV200ならではの活用事例をいくつかご紹介しましょう。

 

遠隔地でもプロのスタイリストがお見立て

「地方に住んでいても東京のスタイリストにファッションをアドバイスしてほしい!」

そんな願いを叶えようと、楽天技術研究所と会津大学による実証実験が2018年7月にスタートしました。福島県会津若松市内で実施される実験では、遠隔地にいるスタイリストと試着室(車体)にいる利用者をネットでつなぎ、ファッションに関してアドバイス。スタイリストは、音声会話アプリ経由で利用者と会話をしながらタブレットを操作し、サイネージ上の利用客の映像にデジタル化されたファッションアイテムを重ねることでスタイリングを提案します。

e-NV200に遠隔スタイリング支援システムを搭載することで、人が集まる場所に移動しての運用も可能。車両本体のバッテリーに蓄えられた電力を取り出すことにより、システムを長時間稼働させることもできます。また、EVは停車時にもエアコンが使用できるため、快適に「バーチャルショッピング」を楽しんでいただけますね。

 

星と月のレストラン

「電気も通っていない大自然の中で星空を見ながら美味しいディナーを味わいたい!」

こんな夢のような体験ができるのは、「アルプス山岳郷 EVツーリズム 乗鞍 星と月のレストラン」です。中部山岳国立公園の豊かな自然の中で極上の癒しを感じながら、信州の地元食材をふんだんに使った料理と美味しいお酒を楽しめる、期間限定の屋外レストランとなっています。お客さまの送迎はもちろん、レストラン内の照明や調理に必要な電力もすべてe-NV200がまかない、CO2など の排出ガスはゼロ。環境に優しく、とても静かでラグジュアリーな空間を実現することができました。

この取り組みは、乗鞍株式会社信州未来づくりカンパニーと地域DMO一般社団法人松本市アルプス山岳郷との共同事業で、自然豊かな乗鞍高原の新たな魅力を発信することで、観光客の増加や滞在促進だけでなく、雇用創出にも貢献します。

 

小学校へ出張動物園

自然界に生きる動物たちは、通常感じることのない揺れや振動に敏感なため、クルマに乗るとストレスを感じ、体調を崩すこともあります。そこで電気自動車が一役買います。

 

宮崎県唯一の動物園として毎年30万人以上が来場する「宮崎市フェニックス自然動物園」では、県内の小学校で移動動物園を行う際にe-NV200を活用しています。 また、移動先や災害時の電源としても活躍。温度の変化が許されない孵卵器の災害時のバックアップ電源としてスタンバイしているほか、お正月に開催するカピバラの初湯イベントでは、給湯器の電源としてe-NV200から取り出した電力を活用しています。

 

 

航空機騒音の環境測定に活用

電気自動車は蓄えた電力を持ち運び、そこから給電できるため用途が広がりますが、そのひとつが環境調査です。

環境に関する調査では電源を要する測定機器を活用しますが屋外で実施することも多く、電源の確保に苦労することが少なくありません。当然、正確に測定するためにはエンジン音を発生するわけにもいけませんね。
大阪府新エネルギー産業課では、環境対策部門の騒音調査に「e-NV200」を活用。関西国際空港近くの二色浜公園に騒音計などを設置し、e-NV200からの電力で航空機騒音の環境基準の達成状況を測定しています。

 

このように、走行時に排出ガスや騒音を出さないだけでなく、エネルギーを貯めて持ち運べる電気自動車。活躍の場はますます広がりそうですね。

日産 電気自動車総合サイト

https://ev.nissan.co.jp

 

#日産ストーリーズ | イベント | ゼロエミッション | バッテリー | 商品情報 | 技術開発

ページトップへ

  • 日産公式ツイッターページ
  • 日産公式フェイスブックページ
  • 日産公式ソーシャルメディア一覧