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2013年型GT-R発表:水野CVEインタビュー

2013年型「NISSAN GT-R」の発表に伴い、開発責任者である水野和敏にインタビューをしました。

水野和敏CVE:

2013年型GT-R

例年、ニュルブルリンクで春と秋に約1ヶ月間泊まり込んで集中合宿をしながら開発をしました。なぜかといえば、ニュルのコースが、例えば日本では仙台ハイランドと比べて、2倍から3倍のいろいろな負荷がかかるからです。それは熱であったり力であったり、そういったタフな条件で開発して、世界中に通用するクルマを作るというのが目的の1つです。

それからニュルに限らず、ドイツは山の中の普通の道でも制限速度が100キロです。制限速度で走れないクルマも山ほどあります。そういったタフな環境の中で開発して育てることがすごく大事なことだと思います。

それからもう1つはニュルに行くとだいたい一台当たり3000kmほど走ります。サーキットで3000km走るというのは、街のお客さまに換算すると1年に2回ずつ40万kmの耐久テストをやっていることと同じです。そうして、今年のテーマである『品質を上げる』という部分、それから毎年『商品としての魅力を上げる』という部分。実はこれら2つが同居している場所なんです。

メディアセンターのインタビューに応じる水野CVE

GT-Rに関して言うと、今は栃木のラインはおがげさまでフル操業です。我々の従来持っていたオーダーよりも数が増えて、増産要望をしました。ですからこの2013年型に対しても栃木工場には増産対応をお願いしているという状況です。

この後にアメリカやヨーロッパのいろいろなモーターショーで13年モデルを出す予定です。特に今年は内装にはファッショナブルシリーズということで、新しい『アンバーレッド』赤茶のような色を採用しました。従来のようなターゲット層をより広げようと、むしろ女性の方や、ロマンスグレーの方がより身近に感じてもらえるような仕様を追加しましたので、こちらを中心にモーターショーでは展示していく予定です。

新型GT-Rと水野CVE

僕は大事だと思うのは、日産という企業として、お金にならず、宣伝にもならなくても、どれだけ社会的に責任を持っているかを示すことが大事なことだと思います。

例えば『GT-Rで300キロのクルージング中でも車内で会話が楽しめます』、『ニュルブルクリンクで7分18秒の記録を出しました』と言う裏には、普通の自動車メーカーでは絶対にやっていないことをやっています。例えば『300キロでバーストしてもどのようにディーラーまで返そうか』、『200キロ以上でクラッシュしたときにどうやって人の命を守ろうか』ということを考えています。

VDC(ビークル・ダイナミクス・コントロール)は通常180km/hくらいまでしか制御していませんが、『250キロ以上でどうやってVDCをきちんと守ろうか』、などを考えています。実はクルマの将来の進化のために『エコロジー』と同時に大事なもう一つの『ライフセーブ』、このテーマに対して、売り文句の裏に物凄く懐の深い技術開発が隠されています。これが他のメーカーのスーパーカーの技術開発と全く違うところです。これは日産自動車というブランドが持てる、新しい懐の深い世界です。こういったものを作っていこうとしています。

開発ドライバー鈴木利男氏の運転による2013年型NISSAN GT-R同乗試乗レポート:

https://www.youtube.com/watch?v=cJ-sq4M-qJE

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