NISSAN GLOBAL BLOG

RSS
TOP > 日産チャンネル23ブログ > 日産カラーデザイナーの舞台裏

日産カラーデザイナーの舞台裏

一言に「黄色」と言っても様々な色調が存在します。その課題と1年以上も向き合ってきたのは、北米日産のカラーデザイナーたちです。

日産デザインアメリカのフランソワ・ファリオンは「この黄色が本当の黄色と違うのがお判りいただけますか?例えば、この黄色は私たちから見たら古く、褪色したような印象を受けます」と問いかけます。

ニューヨークの象徴ともいえるタクシーの次世代車種に日産が決定したとき、デザイナーたちは、まず自分ができる限界を探りました。

日産デザインアメリカのフランソワ・ファリオン

ファリオンは「まず初めに黄色以外の色に変えることができるかを調べることから始めました」と振り返ります。

例えば、紫や緑のタクシーの案も出ました。

「色を変えることで新しい可能性が生まれるかを確認してみたかったのです」とファリオンは説明します。

しかし、黄色以外の色はあり得ないことがはっきりしました。

「色については散々悩んだので、去年は特に気持ちがイエロー(訳注:「青ざめる」という意)でした」と冗談を言うファリンの顔には笑みが浮かびました。

デザイナーたちは何ヶ月もかけてインスピレーションをかき立てるアイテムを集めました。黄色い靴やハンドバッグ、チューブや工具。そして、どの黄色が最も似合うかを特定するという難しい作業がその後にきます。

2014年に登場する日産「NV200」タクシー

「ニューヨークのタクシーは現在様々な黄色に塗ってあります。私たちは、もう少しライトで、爽やかな黄色が欲しかったのです」と彼は説明しました。

そしてそれはただ美しさの問題にとどまりません。塗料や塗装工場の生産能力、そしてどの色が最もメンテナンス性がよいかをも考えなければなりません。そういった理由から、もともと日産のデザイナーが選定した色を変更しなければなりませんでした。修復を困難にする光沢素材が含まれていたのです。

またファリオンは、「黄色は非常に明るい色なので、扱いが難しいのです。銀色などと比べると、色素の値段も割高だという問題があります」と語りました。

コスト、メンテナンス性、素材と様々な試験を経て、最適な黄色にたどり着くまで1年かかったと言います。日産のカラーデザイナーたちは、最終的に採用された黄色に大変誇りを感じています。彼らの任務はタクシーを1台1台増やしていくことでニューヨークの景観を明るくすることなのです。

インタビュー | 会社情報 | 商品情報

ページトップへ

  • 日産公式ツイッターページ
  • 日産公式フェイスブックページ
  • 日産公式ソーシャルメディア一覧