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ゴーン社長、座間事業所にてバッテリー事業について語る

神奈川県座間市にあるバッテリー生産工場を視察した社長のカルロス ゴーンにバッテリー事業の今後の見通しについて話を聞きました。

 

Q1: 座間のバッテリー工場は、国外の生産拠点の拡大に貢献するという点で、どのような役割を担うのでしょうか?

ゴーン社長:

座間事業所は、バッテリーのマザー工場として、各工程を微調整するだけでなく、更に改善を行い、人財を育成し、設備を整え、将来のプロセスのあり方を考えるという、バッテリー戦略上、極めて重要な役割を果たします。従って、座間事業所は生産拠点に留まらず、バッテリーの効率化を図るためのあらゆる改善を進める中心です。

私が座間事業所を訪れるのは今回で3度目ですが、前回に比べ、当事業所は大きな進歩を遂げており、心から感心しました。特に目覚しい成果は、8月以降、お客様にお届けするバッテリーの不具合がゼロになっていることです。

つまり、「オートモーティブ・エナジー・サプライ株式会社(AESC)」は最大のセルのメーカーであるだけでなく、他の追随を許さない高水準の品質と信頼性を実現している、最高のセル・メーカーであるということです。この成果は尊敬に値します。

 

Q2: 今後のバッテリー技術の進歩に対する期待と、バッテリー技術の進歩が、どのように電気自動車のグローバル展開に寄与するのか教えてください。

ゴーン社長:

まず品質問題ゼロという状態は目覚しい成果であり、今後も維持していかなくてはなりません。「問題ゼロ」というのは、あくまでお客様の手元に届いたときのことですが、生産工程には課題が存在しており、この取り組みを引き続き進めていくことが必要です。これが期待することの一つ目です。

二つ目は原価低減です。セルとバッテリーのコストは、国内で生産しているため、円高の煽りを受けています。従って、材料・工程・間接コストの面でそのマイナス部分を補う必要があります。

座間事業所の皆さんが、外的要因によるこれら課題を解決するために、創意工夫を重ね、多くの目標を自らに課していることは、心強い限りです。

 

Q3: 日産は住友商事と合弁事業を立ち上げ、電気自動車用バッテリーの二次利用を進めています。今後の可能性について教えてください。

 ゴーン社長:

バッテリーは、クルマに採用したあとも、長い期間、他の用途に使えると考えています。使用済み自動車用バッテリーの二次利用を実現するには、クルマ以外のバッテリーの用途について熟知している専門家が必要です。

住友商事との合弁事業の目的は、クルマで使用済みのバッテリーを、他の用途に活用することで、価値を生み出すことです。

使用済み自動車用バッテリーの使い道は十分あると考えています。これは、バッテリーの残存価値の向上にもつながり、電気自動車ユーザーのメリットにもなります。

従って、自動車で使用済みのバッテリーを他の用途に使うことで、バッテリーの費用効果は改善し、電気自動車ユーザーのためにもなります。

 

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